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歴史

その動きは円運動が基本となっていて、常になんらかの円運動をして、技から技へつないで行きます。相手が円で攻撃するので、受ける人間は円で攻撃を流せば、決して攻撃が当たらないと言うわけです。

1つ例をあげてみます。アルマーダと言う、体をくるっとひねって1回転させて蹴る、いわゆる後ろ回し蹴りがあります。1人がそれを蹴ったら、もう1人はそれを頭をちょっと低くしてかわしながら体をひねって、同じくアルマーダを蹴ります。そうしたら先に蹴った人も同じく避けて蹴り返します。それを繰り返している様子、想像できるでしょうか。まるで歯車が噛み合うように。知らない人が見たら、まるで振り付けをしているみたいに展開されます。

そんなカポエィラのジョーゴとは、お互いを尊重しあい、相手との距離をはかりながら、その時に出せるベストな技を繰り出し合う、終わった後に握手で終わる、言葉が通じなくても通じ合う事ができる、そんな素晴らしいものなのです。

その間、2人を取り囲んでいるみんなは、弓矢のような形をした楽器、"ビリンバウ"やタンバリンのような楽器、"パンデイロ"や手拍子、歌で場を盛り上げます。そしてその演奏や歌の内容に合わせて、ジョーゴをしている2人は激しく闘ったり、技を競い合ったり、ゆっくりと動いたりと、様々にスタイルを変えます。カポエィラに音楽は絶対に欠かせないのです。ジョーゴをしている2人だけではなく、まわりのみんなも常にゲームに参加しているのです。

既存のジャンルの枠に当てはまらない、と言うか傍から見たらお祭りのような印象を受ける、そんな明るく陽気なスポーツ「カポエィラ」、是非その目で確かめて下さい。きっと想像よりスゴイ物が見られるはずです。


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